『美知の通勤電車』 / アース製薬株式会社

老舗企業のコーポレート・スローガン刷新に伴う、リブランディング施策の一環

目的

  • 老舗企業のコーポレート・スローガン刷新に伴うリブランディング
  • 社内外に経営理念を浸透させ、企業意識・価値を高める

実施施策

創業125年を超える老舗企業のアース製薬。コーポレート・スローガンやロゴを刷新するタイミングで、企業としての理念を社内外に浸透させる狙いがあった。アース製薬の製品には、家族のためを思って購入する商材が多く、また企業として、お客様の気持ちに寄り添う、思いやりを込めたものづくりを意識している。

そこで、コーポレート・スローガンに紐づいた「家族を思う気持ち」をテーマに、短編小説の公募企画「Earth Act For Life AWARD」を設立し、広く募集を行った。審査員をアース製薬社内から20名ほど募り、大賞作品を選定。その大賞作品を原作にしたブランデッドムービーを製作し、国際短編映画祭SSFF & ASIA内のセレモニーにて完成披露を実施した。

結果

社内で審査チームを作り、どの原作がアース製薬のブランデッドムービーにふさわしいかを議論していく過程で、あらためてアース製薬の理念やコーポレート・アイデンティティについての考えを深めることが出来た。また、581本の応募作品の中から、選りすぐりの1作品を映像化することで、良質なブランデッドムービーを製作することができた。さらに、インターネットでの短編小説・ブランデッドムービーの配信や、映画祭でブランデッドムービーの完成発表を行うことで、多くの媒体に紹介され、社外にも新たなコーポレート・スローガンを広めることができた。

「ブックショート」とは

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)の関連会社(株)パシフィックボイスが主催する短編小説コンペティション。毎年8月~3月まで公募する「ブックショートアワード」の他、様々な企業とのコラボレーションで短編小説公募プロジェクトを実施している。アワードで大賞を受賞した作品は、SSFF & ASIAとつながる映画監督の手で映画化される。

http://bookshorts.jp/

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